GEO Hack SuiteのBYOKプラン|月9,800円〜と通常プランの損益分岐

GEO Hack SuiteのBYOKプラン|月9,800円〜と通常プランの損益分岐

齊藤一樹
この記事を書いた人 齊藤一樹 代表取締役/Webマーケター

結論: GEO Hack SuiteのBYOK(Bring Your Own Key)プランとは、OpenAI・Anthropic等のAPIキーをお客様ご自身でご用意いただくプランです。月額はBYOKライト9,800円/BYOKスタンダード19,800円/BYOKプロ49,800円(税抜)。通常プランより月額が安く、監視プロンプト数は250件/700件/2,000件と2〜5倍になります。ただしAI利用料はお客様がAI事業者へ直接お支払いいただく形になり、上限フル稼働時の目安は約18,000円/63,000円/218,000円です。プロンプト単価では通常プランより4割前後お得になるため、監視範囲を広げたい・コストを自社管理したい場合に適しています。なお13の基本機能は、通常プラン・BYOKいずれでもすべてお使いいただけます。

「BYOKと通常プラン、どちらが安いのか」というご質問を多くいただきます。本記事では損益分岐をはっきりさせ、どういう条件でBYOKを選ぶべきかを率直に整理します。

1. BYOKとは何か

GEO Hack Suiteは、AI検索での引用状況を計測するために各AIサービスへ大量のリクエストを送ります。このAI利用料をどちらが負担するかが、2つのプラン体系の違いです。

通常プラン BYOKプラン
AI利用料 月額に込み お客様がAI事業者へ直接支払い
APIキー 当社発行キーを使用 お客様がご用意
月額 ¥14,800〜 ¥9,800〜
監視プロンプト 80〜400件 250〜2,000件
費用の見通し 完全に固定 AI利用料が変動
コストの可視化 一括 自社で可視化・部門按分が可能

2. BYOKプランの内容

BYOKライト BYOKスタンダード BYOKプロ
月額(税抜) ¥9,800 ¥19,800 ¥49,800
年払い ¥99,960
(月あたり¥8,330)
¥201,960
(月あたり¥16,830)
¥507,960
(月あたり¥42,330)
監視プロンプト 250件(5AI) 700件(全6AI) 2,000件(全6AI)
競合ベンチマーク 5社 10社 30社
GEO診断 月4回 月10回 月30回
AI記事作成 月20本 月50本 月200本
月次レポート ○(自社ブランド) ○(白ラベル)
編集メンバー 1名 3名 5名(追加¥2,000/名)
AI利用料の目安
(全機能フル稼働時)
約¥18,000/月 約¥63,000/月 約¥218,000/月

この金額はAI引用モニタリングだけの費用ではありません。監視・GEO診断・AI記事作成・記事編集など、プラン内のすべての機能を上限までフルに使った場合の合計目安です。「モニタリングしか使えない」という意味ではなく、全機能を最大限使い切ってこの金額とお考えください。実際には監視AIの数や頻度、記事作成の本数によって変動し、多くのお客様は目安を下回ります。記載の金額はお客様がAI事業者へ直接お支払いいただく想定額であり、当社への支払いではありません。

3. 損益分岐|どちらが安いか

単純な月額比較では判断を誤ります。AI利用料を含めた総額で並べます。

プラン 月額 プロンプト AI利用料
(13機能フル稼働時)
合計の目安
ライト ¥14,800 80件 込み ¥14,800
BYOKライト ¥9,800 250件 約¥18,000 約¥27,800
スタンダード ¥39,800 200件 込み ¥39,800
BYOKスタンダード ¥19,800 700件 約¥63,000 約¥82,800
プロ ¥89,800 400件 込み ¥89,800
BYOKプロ ¥49,800 2,000件 約¥218,000 約¥267,800

全機能を上限までフル稼働させた場合、総額では通常プランが安くなります。ただしこれは「上限まで使い切った場合」の比較です。実際の運用では監視AI数や記事本数を調整するため、多くのケースでBYOKの総額は目安を下回ります。またプロンプト単価で見ると、評価が変わります。

プラン 合計 プロンプト数 1プロンプトあたり
ライト ¥14,800 80件 ¥185
BYOKライト 約¥27,800 250件 約¥111
スタンダード ¥39,800 200件 ¥199
BYOKスタンダード 約¥82,800 700件 約¥118
プロ ¥89,800 400件 ¥225
BYOKプロ 約¥267,800 2,000件 約¥134

プロンプト単価ではBYOKのほうが4割前後安くなります。「監視範囲を広げたい」ならBYOK、「費用を完全に固定したい」なら通常プランという整理です。どちらも13の基本機能はすべて使えます。

4. BYOKを選ぶべき4つの条件

条件 理由
①監視するAIを2〜3個に絞る AI利用料が目安より大幅に下がります。
ChatGPTとGoogle AI概要だけなら6AI全部の3分の1程度
②頻度を週次のみに固定する 手動更新をほとんど使わないなら、利用料を抑えられます
③プロンプト数が通常プランの上限を超える 通常プランは最大400件。
それ以上ならBYOK(最大2,000件)が必要です
④AI利用料を自社の経費として管理したい 部門別の按分や、AI関連費用の一元管理をしたい場合

とくに③が該当する場合はBYOK一択です。代理店で5案件以上を扱う場合、通常プロプラン(400件)を分けると1案件80件ですが、BYOKプロ(2,000件)なら1案件400件を確保できます。詳細は代理店・制作会社の活用をご覧ください。

5. 通常プランのほうが向く場合

状況 理由
予算を完全に固定したい AI利用料は使い方で変動します。
稟議で上限額を確定させたい場合は通常プランを
APIキーの管理体制がない OpenAI等のアカウント開設・支払い設定・キー管理が必要です
全AIを毎日フルに回したい 総額では通常プランのほうが安くなります
まず小さく試したい 通常のライト(月14,800円・全部込み)のほうが分かりやすい

どちらのプランでも13の基本機能はすべてお使いいただけます。違いは費用の持ち方だけです。費用を完全に固定したいなら通常プラン、監視範囲を広げたい・コストを自社管理したいならBYOK。プラン変更はカスタマーポータルからいつでも可能なので、まず通常プランで始めて、運用が固まってからBYOKへ切り替える進め方もよくご利用いただいています。

6. 導入の流れ

ステップ 内容
1 デモ・お問い合わせから相談(BYOKは申込フォームからの直接契約ではありません)
2 OpenAI・Anthropic等でAPIキーを取得
3 管理画面にAPIキーを登録(画面内にセットアップガイドを用意
4 監視するAIの数と頻度を設定(ここで利用料が決まります
5 監視プロンプトを登録し、運用開始

APIキーの取得と登録が必要になるため、通常プランより初期の手順が1つ増えます。ただし画面内にセットアップガイドが組み込まれているため、手順どおり進めれば設定自体は難しくありません。

7. AI利用料を下げる3つの調整

BYOKで最も気になるのが、変動するAI利用料です。設定次第で大きく下げられますので、調整の考え方を示します。

調整 効果 判断基準
①監視するAIを絞る 6AI→2AIで約3分の1に 自社のGA4で参照元別の流入を確認し、
実際に流入があるAIに絞る
②頻度を週次のみにする 手動更新を使わない分、利用料が安定 日次で追う必要があるのは変化が激しいテーマのみ
③プロンプトを厳選する 登録数に比例して利用料が増える 成果につながる質問だけに絞る。
一般語より地域・課題つきを優先

最も効くのは①です。すべてのAIを均等に追う必要はありません。自社のGA4で参照元別のセッションを確認し、実際に流入があるAIから優先的に監視するのが合理的です。流入実績のないAIを毎日追っても、コストだけがかかります。

まず通常プランで実態を掴んでからBYOKへ、という進め方も可能です。通常プランで数か月運用すれば、どのAIから流入があり、どの質問が成果につながるかが分かります。そのうえでBYOKへ切り替えれば、最初から最適な設定で始められます。プラン変更はカスタマーポータルからいつでも可能です。

8. 他社のクレジット制との違い

海外ツールにも従量課金の仕組みがありますが、考え方が異なります。

ツール 仕組み 特徴
GEO Hack Suite BYOK APIキー持ち込み AI事業者へ直接支払い。
コストを自社で完全に可視化・管理できる
AthenaHQ クレジット消費型 1クレジット=AI回答1件。
超過時は追加購入が必要
Peec AI クレジット割り当て型 消費されない枠。
超過は起きないが上限は固定
Otterly.ai プロンプト数+エンジン課金 Gemini・Claudeは有料アドオン

BYOKの特徴は、AI利用料が当社を経由しない点です。OpenAI等の管理画面で使用量をそのまま確認でき、部門別の按分や、他のAI関連費用との一元管理がしやすくなります。各ツールの詳細は他社14ツールとの比較をご覧ください。

9. 想定される運用パターン

GEO Hack SuiteのAI引用モニタリング画面。監視プロンプトの一覧と、各AIエンジンでの引用状況が並んでいる
BYOKプランでは監視プロンプト数が250〜2,000件に拡大します。
ケース 設定例 月額の目安
1事業・厳選運用 BYOKライト/2AI(ChatGPT・AI概要)/週次/プロンプト100件 ¥9,800+AI利用料(目安を下回る)
複数事業・本格運用 BYOKスタンダード/4AI/週次/プロンプト500件 ¥19,800+AI利用料
代理店5〜10案件 BYOKプロ/案件ごとにAI数を調整/プロンプト2,000件 ¥49,800+AI利用料

いずれもAI利用料は設定次第で目安を大きく下回ります。公表している目安額は「上限までフル稼働した場合」であり、実際には監視AI数と頻度で調整するのが前提です。設計にお迷いの場合は、デモの際にご相談ください。

7日間の無料期間で確認できること・できないこと

お申し込み後7日間の無料期間があり、期間中に解約された場合の料金は一切かかりません。ただし利用量には上限があります。事前に把握しておくと、限られた期間を効率よく使えます。

項目 無料期間 本契約(ライト以上)
監視プロンプト 20件 80〜400件(BYOKは250〜2,000件)
手動更新 2回(1回20件まで) 月6〜15回
個別再計測 10件/日 プランに応じて拡大
AI記事作成 2本 月5〜50本(BYOKは月20〜200本)
GEO診断 1回 月3〜15回(最大5,000ページ)
機能の制限 なし
対応AI・競合登録・GSC/GA4連携・レポートはすべて利用可

ポイントは「機能の制限はない」ことです。6つのAI対応・競合登録・Search Console/GA4連携・レポート出力まで、すべての機能を実際の自社データで試せます。制限があるのは回数と件数だけなので、「使えるかどうか」の判断は無料期間で完結します。

無料期間だけでは見えにくい点

一方で、7日間という期間の性質上、次の3点は判断が難しくなります。本契約後に効果が表れる部分です。

見えにくい点 理由 本契約後
引用状況の推移 自動計測は毎週月曜のため、
7日間では1〜2回分
週次の推移で変動と効果を切り分け
施策の効果 内部対策の反映に数週間〜1か月 改善前後を同一条件で比較
外部対策の成果 掲載依頼から反映まで3〜6か月 掲載先の抽出→依頼→再計測まで

そのため無料期間は「成果を出す期間」ではなく、「自社に合うかを確かめる期間」とお考えください。7日間で確認いただきたいのは次の3点です。

  • ①現状の把握——監視20件でも、主力サービスの重要な質問は十分カバーできます。自社が引用されているか、代わりに誰が引用されているかが分かります
  • ②技術的な前提の確認——GEO診断1回で、AIクローラーを拒否していないかを確認できます。ここが塞がっていると何をしても成果が出ないため、最優先の項目です
  • ③操作感と運用イメージ——AI記事作成2本、GSC/GA4連携まで試せるため、自社の体制で運用を回せるかを判断できます

登録前に確認したい場合は、デモをご利用ください。無料期間のご利用にはアカウント登録とお支払い方法の登録が必要です。その前に画面を見ておきたい場合は、公式サイトの操作デモ動画(実際の画面の録画)と、担当者によるオンラインデモ(30分・無料)をご用意しています。オンラインデモでは御社のサイトを例にご説明します。

よくある質問(FAQ)

Q. BYOKプランの料金はいくらですか?

BYOKライトが月9,800円、BYOKスタンダードが月19,800円、BYOKプロが月49,800円です(税抜)。年払いにするとそれぞれ99,960円・201,960円・507,960円になります。これとは別に、AI利用料をお客様がAI事業者へ直接お支払いいただきます。

Q. AI利用料はいくらかかりますか?

13の基本機能すべてを上限までご利用の場合の目安が、BYOKライトで約18,000円、BYOKスタンダードで約63,000円、BYOKプロで約218,000円です。これはAI引用モニタリングだけの費用ではなく、GEO診断・AI記事作成・記事編集を含む全機能の合計です。監視AIの数や記事本数を調整すれば大きく下がり、多くのお客様は目安を下回ります。

Q. 通常プランとBYOK、どちらが安いですか?

13機能すべてを上限まで使い切る前提なら、通常プランのほうが総額は安くなります。ただしプロンプト単価で見るとBYOKのほうが4割前後安く、「大量に監視したい」場合はBYOKが有利です。監視するAIを絞る、頻度を落とす、プロンプト数が通常プランの上限(最大400件)を超える——このいずれかに当てはまる場合にBYOKをご検討ください。

Q. APIキーはどこで取得しますか?

OpenAI・Anthropic等の各AI事業者のサイトでアカウントを作成し、APIキーを発行いただきます。取得したキーは管理画面から登録します。画面内にセットアップガイドが組み込まれているため、手順どおり進めていただければ設定できます。

Q. BYOKから通常プランへ変更できますか?

できます。プラン変更はカスタマーポータルからいつでも可能です。迷われている場合はまず通常プランで始め、運用が固まってからBYOKへ切り替える進め方でも構いません。

Q. BYOKはどう申し込みますか?

デモ・お問い合わせからご相談ください。通常プランのようにオンライン申込フォームから直接ご契約いただく形ではなく、利用規模や監視設計を確認したうえでご案内しています。

まとめ

BYOKプランは、APIキーをご自身で用意いただく代わりに、月額を抑えつつ監視プロンプト数を2〜5倍にできるプランです。プロンプト単価では通常プランより4割前後安くなります。

BYOKが力を発揮するのは、監視範囲を広げたい・コストを自社で管理したい・プロンプト数が通常プランの上限(最大400件)を超えるという場合です。13機能はどちらのプランでもすべてお使いいただけます。

違いは費用の持ち方だけなので、まず通常プランで運用を固めてからBYOKへ切り替える進め方もよくご利用いただいています。プラン変更はいつでも可能です。監視設計にお迷いの場合は、デモの際にご相談ください。自社に合う構成をご提案します。

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この記事を書いた人
齊藤一樹
齊藤一樹 代表取締役/Webマーケター

株式会社仁頼 代表取締役。横浜市在住。 2018年からデジタルマーケティング業界に携わり、Google広告・SEO・コンテンツマーケティングを中心に8年以上の実務経験を持つ。これまでに制作した記事は9,000本以上、70名を超える専門ライターとのチーム体制で、幅広い業界のWebマーケティングを支援してきた。 2022年9月に株式会社仁頼を設立。「受けた御恩を忘れず、信頼を得られるよう迅速かつ最適な対応をする」という信念のもと、SEO・広告運用・サイト制作などのマーケティング支援を行っている。 近年は、ChatGPTやPerplexityなどのAI検索でサイトが引用される「GEO(生成エンジン最適化)」の分野にいち早く注力。自社サービス「GEO Hack」を通じて、AI時代の新しい集客手法を企業に提供している。 「難しいことをわかりやすく、小さな会社にも大きな成果を」をモットーに、日々クライアントと伴走中。

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