ホームページからの問い合わせを増やす方法10選

ホームページからの問い合わせを増やす方法10選

齊藤一樹
この記事を書いた人 齊藤一樹 代表取締役/Webマーケター

ホームページからの問い合わせを増やすには「アクセス数を増やす施策」と「問い合わせ率(CVR)を上げる施策」の両方が必要です。売上の公式「アクセス数×CVR×顧客単価」を考えると、アクセス数が月間1,000PVでもCVRが0.1%から1%に改善するだけで、問い合わせ数は月1件→月10件に10倍になります。多くの企業がアクセス数の増加(SEO・広告)にばかり注力しますが、実はCVR改善のほうが低コスト・短期間で大きな成果が得られるケースが多いのです。この記事では、アクセス施策5つ+CVR改善施策5つの計10個の方法を優先順位付きで解説します。

この記事でわかること

問い合わせが来ない原因の診断方法 / CVR改善の即効施策5つ(費用0〜5万円) / アクセスを増やす5つの施策 / 各施策の費用対効果ランキング / 施策の実行順序

まず原因を診断する:アクセス不足かCVR不足か

アクセス不足の場合

月間PVが500未満 → SEO・広告・SNSでアクセスを増やすのが先

確認方法:Search Consoleで表示回数とクリック数を確認

CVR不足の場合

月間PVは500以上あるが問い合わせが0〜1件 → フォーム改善・CTA設置が先

確認方法:GA4でコンバージョン数とCVRを確認

CVR改善の即効施策5つ

施策1:問い合わせフォームの項目を5つ以下に削減

フォーム入力項目を15個→5個に削減するだけでフォーム完了率が約160%向上するというデータがあります(EFO研究)。「名前」「メールアドレス」「電話番号」「お問い合わせ内容」「会社名(任意)」の5項目で十分です。確認画面も不要——ワンクリックで送信できるシンプルなフォームが最も成果が出ます。実装コスト0円(プラグイン設定変更のみ)で即日実施可能です。フォーム改善の詳細

施策2:全ページにCTAボタンを設置

ヘッダーに「無料相談」ボタン、記事の中間地点(40〜60%)にCTAバナー、フッターに電話番号+フォームリンクの3箇所が最低限です。当社のデータでは、記事中間のCTAが問い合わせの約30%を占めています。CTAの文言は「送信」ではなく「無料相談を予約する」「見積もりを依頼する」のように具体的なメリットを示してください。実装コスト0〜3万円。

施策3:電話番号をタップ発信対応にする

スマホユーザーの約40%はフォームよりも電話を好みます。電話番号にtel:リンクを設定し、タップするだけで発信できるようにしてください。ヘッダーに固定表示の電話ボタンを設置するのも効果的です。特に緊急性の高い業種(水道・鍵・医療等)では、電話からの問い合わせがフォームの2〜3倍になるケースがあります。実装コスト0円。

施策4:「お客様の声」を問い合わせフォームの近くに配置

フォーム入力直前のユーザーは「本当にこの会社に問い合わせて大丈夫か」と不安を感じています。フォームの直上に「お客様の声」を2〜3件掲載することで、不安を解消し入力を後押しできます。写真付きの声が最も効果的で、テキストだけの声と比較してCVRが約40%向上します。実装コスト0円。

施策5:LINEでの問い合わせ導線を追加

LINE公式アカウントを開設し、サイトに「LINEでお問い合わせ」ボタンを設置してください。特に20〜40代のユーザーはフォームよりもLINEを好む傾向があり、LINE導線を追加するだけで問い合わせ数が1.5倍になったクライアントもいます。LINE公式アカウントは無料プランから始められます。実装コスト0円。

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アクセスを増やす5つの施策

施策6:コンテンツSEO(記事の蓄積)

自社サービスに関連するキーワードで4,000字以上のSEO記事を月2〜4本作成してください。20記事が蓄積された段階で、月間1,000〜3,000PVの安定した検索流入が見込めます。費用は自社で書く場合0円、外注する場合は月額5〜15万円です。効果が出るまで3〜6ヶ月かかりますが、一度上位表示されれば何年も無料で集客し続ける「資産型」の施策です。コンテンツSEOの始め方で詳しく解説しています。

施策7:Googleビジネスプロフィール(MEO対策)

地域名+業種で検索したときにGoogleマップの上位に表示させる施策です。登録無料、効果は1〜2ヶ月で実感できます。口コミ数10件以上を目標に、来店客に口コミ依頼を行ってください。登録方法の詳細

施策8:GEO対策(AI検索最適化)

ChatGPTやGeminiで「○○のおすすめ」と聞かれた際に自社が表示される施策です。構造化データの実装、FAQコンテンツの作成、E-E-ATの強化がポイントです。当社実績ではAI引用5→45件/月を1ヶ月で達成。GEO対策の詳細

施策9:リスティング広告

Google広告で検索結果の上部に表示。設定した当日から集客開始可能。月額3万円〜で始められます。SEO効果が出るまでの「つなぎ」として最適。ただし広告を止めると流入もゼロになるため、中長期的にはSEO+GEO対策への移行を計画してください。SEOと広告の使い分け

施策10:SNS運用(Instagram・YouTube)

BtoCの飲食・美容・小売業ではInstagram、建設・不動産ではYouTubeの物件紹介・施工事例動画が効果的です。SNSで認知を獲得し、HPに誘導して問い合わせにつなげる導線を構築してください。ただしSNS運用は効果が出るまで3〜6ヶ月かかるため、他の施策と並行して実施するのが現実的です。

施策の費用対効果ランキング

順位 施策 費用 効果発現 ROI
1位 フォーム項目削減 0円 即日
2位 CTA全ページ設置 0〜3万円 即日
3位 MEO対策 0〜3万円 1〜2ヶ月
4位 コンテンツSEO 5〜15万/月 3〜6ヶ月
5位 GEO対策 11〜25万/月 1〜3ヶ月

問い合わせ改善の成功事例

事例:横浜市の建設会社(月間1,200PV)

Before:月間問い合わせ1件。フォーム入力項目12個。CTAボタンは問い合わせページのみ。電話番号はテキスト表示のみ。お客様の声はゼロ。

施策:①フォーム項目を12個→5個に削減 ②全ページのヘッダー+記事中間+フッターにCTAボタン設置 ③電話番号をタップ発信対応 ④お客様の声をフォーム直上に3件掲載 ⑤LINE公式アカウントを開設し「LINEで相談」ボタンを追加。すべてのCVR改善施策を1日で実装。

After:翌月の問い合わせが1件→6件に。内訳はフォーム3件(+2件)、電話2件(+2件)、LINE1件(新規)。月間アクセス数は1,200PVのまま変わらず、CVR改善だけで問い合わせが6倍に。施策費用は0円。その後コンテンツSEOを開始し、6ヶ月後にはアクセス3,500PV・問い合わせ月15件に成長。

施策の実行順序

10の施策をすべて同時に実行する必要はありません。以下の3フェーズで段階的に取り組んでください。

Phase 1
1週間

CVR改善(施策1〜5)を一気に実施。すべて0円で即日対応可能。これだけで問い合わせが2〜3倍になるケースが多い。

Phase 2
1〜3ヶ月

MEO対策+リスティング広告で短期的にアクセス増加。並行してコンテンツSEOの記事制作を開始。

Phase 3
3〜6ヶ月

SEO記事の蓄積でオーガニック流入が安定。GEO対策でAI検索からの流入も獲得。広告費を段階的に削減しながら問い合わせを維持・拡大。

よくある質問

月間アクセスが100PV以下で問い合わせを増やせますか

CVR改善だけでは限界があります。まずアクセスがゼロの原因を特定し、MEO対策+リスティング広告で短期的にアクセスを増やしてください。並行してSEO記事を蓄積することで、中長期的な集客基盤を構築します。

BtoB企業でも同じ施策が有効ですか

はい。特にコンテンツSEO+GEO対策+フォーム改善の3つはBtoB企業で最も効果が高い施策です。BtoBの場合はSNSよりも技術コンテンツの蓄積と、AI検索での引用獲得が問い合わせに直結します。

外注せず自分でできる施策はどれですか

施策1〜5(CVR改善)はすべて自分で対応可能です。施策6(コンテンツSEO)も自社で記事を書けるなら0円で始められます。施策7(MEO対策)も無料で自社対応可能。自社で対応できる範囲から始め、成果が出たら外注に切り替えるのが現実的です。

どのくらいの期間で問い合わせが増えますか

CVR改善施策(フォーム改善・CTA設置等)は即日〜1週間で効果が出ます。MEO対策は1〜2ヶ月、コンテンツSEOは3〜6ヶ月が目安です。まずCVR改善で「今あるアクセスからの問い合わせ」を最大化し、並行してアクセス増加施策に取り組むのが最も効率的な順序です。

問い合わせを増やすのに最低いくらかかりますか

CVR改善施策のほとんどは0円で実施可能です。アクセス増加施策を含めても、月額5万円(SEO記事月2本外注)から始められます。この投資で6ヶ月後に問い合わせ月5〜10件を目標にするのが中小企業の現実的なスタートラインです。

まとめ

問い合わせを増やす10の方法のうち、最も費用対効果が高いのはCVR改善施策(フォーム項目削減・CTA設置・電話タップ対応)です。0円で即日実施でき、問い合わせ数が2〜3倍になるケースも珍しくありません。CVR改善で「今あるアクセス」から最大限の問い合わせを獲得したうえで、SEO・MEO・GEO対策でアクセスそのものを増やしていく——この順序が最も効率的です。

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この記事を書いた人
齊藤一樹
齊藤一樹 代表取締役/Webマーケター

株式会社仁頼 代表取締役。横浜市在住。 2018年からデジタルマーケティング業界に携わり、Google広告・SEO・コンテンツマーケティングを中心に8年以上の実務経験を持つ。これまでに制作した記事は9,000本以上、70名を超える専門ライターとのチーム体制で、幅広い業界のWebマーケティングを支援してきた。 2022年9月に株式会社仁頼を設立。「受けた御恩を忘れず、信頼を得られるよう迅速かつ最適な対応をする」という信念のもと、SEO・広告運用・サイト制作などのマーケティング支援を行っている。 近年は、ChatGPTやPerplexityなどのAI検索でサイトが引用される「GEO(生成エンジン最適化)」の分野にいち早く注力。自社サービス「GEO Hack」を通じて、AI時代の新しい集客手法を企業に提供している。 「難しいことをわかりやすく、小さな会社にも大きな成果を」をモットーに、日々クライアントと伴走中。

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