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無料配布しているホワイトペーパー「GEO対策セルフチェックリスト30項目」を、2026年8月版として全面改訂しました。すでにダウンロードいただいた方も、あらためて最新版をご確認いただけますと幸いです。
改訂した理由
2026年前半に公開された対照実験と大規模調査によって、AI検索対策で「効く施策」と「効かない施策」がはっきり分かれました。
とくに影響が大きかったのは次の3点です。Googleが2026年5月15日の公式ガイドで、llms.txtやAI向けの特殊な構造化データについて「作成する必要はありません」と明記したこと。2026年5月7日にFAQリッチリザルトの表示が終了したこと。そして252,000試行の対照実験(SIGIR 2026採択論文)で、効果があったのはレイアウトや文字数の調整ではなく「価格・仕様・更新日といった具体的な事実の記載」だと示されたことです。
旧版(2026年4月版)には、これらの検証で効果が確認できなかった項目が含まれていました。配布資料である以上、そのままにはできないと判断し、全項目を見直しています。
主な変更点
1. 構成を「着手すべき順番」に並べ替えました
旧版は30項目を5カテゴリに分類していましたが、すべての項目が同じ重みで並んでいました。しかし実証データでは、効果の差が桁違いに開いています(オッズ比10,000超の項目と、ほぼ1.0=変化なしの項目が混在していました)。
そこで新版では、依存関係にもとづく5つのフェーズに再編しました。
- PHASE 00 技術基盤(7項目)——AIクローラーの到達確認。ここが塞がっていると他のすべてが無意味になるため、前提条件として最初に置いています
- PHASE 01 一次情報の設計(6項目)——価格・仕様・更新日の記載。対照実験で最も効果が大きかった領域です
- PHASE 02 回答構造の最適化(6項目)
- PHASE 03 外部対策(6項目)
- PHASE 04 計測と改善(5項目)
2. 効果が確認できなかった項目を削除しました
旧版に含まれていた「H2見出しの間に120〜180語」「記事は2,900語以上」といったフォーマット系の目安は、対照実験でオッズ比0.79〜1.68(ほぼ変化なし)と判定されたため削除しました。また「llms.txtの設置」「FAQPageスキーマの新規実装」「Reddit・Quora中心の外部対策」も、それぞれGoogle公式見解・リッチリザルト終了・日本市場との不一致を理由に外しています。
3. いま効くと実証された項目を追加しました
価格を具体的な金額で書く、仕様を数値で書く、公開日・更新日をページ上に表示する、PDFや画像に埋もれた仕様表をHTMLテキストに移す——といった項目を新設しました。あわせて、主要AIクローラーがJavaScriptを実行しないこと、OAI-SearchBot(ChatGPTの検索用)と GPTBot(学習用)が別物であることなど、技術面の確認項目も加えています。
4.「やらなくていいこと」6項目を新設しました
やるべきことと同じくらい、やらなくてよいことを示すのが重要だと考え、Googleが公式に「作成する必要はない」と明記した施策を独立したページにまとめました。工数をゼロにして構わない領域です。
5. 計測の基準を見直しました
旧版は「月1回、AI検索で自社名を確認する」としていましたが、これは誤りでした。同じ質問を1回だけ実行した計測は標準誤差0.370で、統計的にほぼ情報量がありません(ザンクトガレン大学/2026年4月)。新版では「1日あたり7回以上の反復」を最重要項目として明記しています。
6. 出典一覧を追加しました
全14件の一次調査について、調査規模と公表日を明記した一覧ページを巻末に設けました。AI検索の指標は短期間で変動するため、本資料の有効期間は長くて半年である旨もあわせて記載しています。
ページ数・ダウンロード方法
全6ページから全11ページに増えていますが、項目数は30のままです。所要時間の目安も従来どおり10分です。
下記より、フォーム入力のうえ無料でダウンロードいただけます。
無料ダウンロード|2026年8月改訂版
GEO対策セルフチェックリスト
30項目
全11ページ/PDF・所要時間の目安10分
▸ 効果が実証された施策だけを、着手すべき順番(PHASE 00〜04)に並べ替え
▸ Googleが「作成する必要はない」と明記した「やらなくていいこと」6項目を収録
▸ 調査規模と公表日を明記した出典一覧14件つき
フォームにご入力後、その場でダウンロードが始まります。
掲載記事についても同じ基準で見直しています
資料だけを新しくしても、サイト内の記事が古い基準のままでは意味がありません。今回の改訂にあわせて、GEO関連の掲載記事についても同じ検証データにもとづく見直しを進めています。llms.txtやFAQPageスキーマに関する記述、計測頻度の記述などを順次修正しており、今後も定期的に棚卸しを行ってまいります。
今後とも株式会社仁頼をよろしくお願い申し上げます。
株式会社仁頼
代表取締役 齊藤一樹