ホームページの写真素材|プロに頼まず改善する方法

ホームページの写真素材|プロに頼まず改善する方法

齊藤一樹
この記事を書いた人 齊藤一樹 代表取締役/Webマーケター

ホームページの写真は、訪問者の第一印象を0.05秒で決める最重要要素です(Google Research)。しかし中小企業のサイトでは「創業時に撮った古い写真」「無料素材サイトのありきたりなイメージ写真」「暗くてブレた写真」が使われているケースが非常に多く、これが企業の信頼性を大きく損なっています。プロのカメラマンに依頼すれば1回5〜15万円ほどかかりますが、2026年のスマートフォンのカメラ性能があれば、基本的な撮影テクニックを覚えるだけで十分な品質の写真を自社で撮影可能です。この記事では、プロに頼まずにホームページの写真を改善する具体的な方法を解説します。

この記事でわかること

ホームページに必要な写真の種類と枚数 / スマートフォンで撮影する7つのコツ / 無料・有料の写真素材サイト比較 / 素材写真とオリジナル写真の使い分け / 写真のSEO・GEO効果 / WebP形式への変換方法

ホームページに必要な写真の種類と枚数

写真の種類 最低枚数 使用場所 ポイント
外観 2枚 トップ・アクセス・GBP 昼と夜の2パターン。看板が読める角度で
内装・オフィス 5枚 会社概要・採用・GBP 受付・デスク・会議室・休憩室・共用部
代表者 2枚 トップ・会社概要・ブログ 正面の証明写真風+自然な笑顔の2パターン
スタッフ 5〜10枚 採用・チーム紹介 集合写真+個人写真。業務中の自然な表情
商品・サービス 10〜20枚 サービス・施工事例・EC 複数の角度+使用シーン。Before/Afterも
業務風景 5〜10枚 トップ・サービス・採用 打ち合わせ中・施工中・接客中等の動きのある写真

合計で最低30枚程度の写真が必要です。これは一度にすべて撮影する必要はなく、「今日は外観と内装」「来週はスタッフ写真」のように2〜3回に分けて撮影すると負担が少なくなります。

スマートフォンで撮影する7つのコツ

コツ1:自然光を最大限に活用する

写真の品質を最も左右するのは「光」です。窓際や屋外で自然光を使って撮影すると、蛍光灯の下で撮影するよりも格段にきれいな写真が撮れます。撮影のベストタイムは午前10時〜午後2時の間で、窓からの光が十分に入る時間帯です。直射日光は影が強すぎるため、薄い白カーテン越しの柔らかい光(ディフューズ光)が理想的です。

コツ2:背景をシンプルにする

写真の背景に余計なものが映り込むと、プロっぽさが一気に失われます。撮影前に背景を確認し、不要なもの(コード・ゴミ箱・私物等)を移動させてください。壁や木目の棚等、単色のシンプルな背景が最も使いやすいです。人物撮影の場合は、背景をぼかす「ポートレートモード」を使うと、一眼レフで撮影したような仕上がりになります。

コツ3:水平・垂直を意識する

建物や内装の写真は水平・垂直が傾いているだけで「素人っぽさ」が出ます。スマートフォンのカメラ設定で「グリッド線」を表示し、建物の柱や壁の線がグリッド線と平行になるように撮影してください。撮影後に傾きが気になる場合は、スマートフォンの編集機能で回転・トリミングして修正できます。

コツ4:三分割法で構図を決める

画面を縦横3分割した交差点に被写体を配置すると、プロっぽいバランスの良い構図になります。人物を中央にドンと配置するよりも、やや左右にずらして配置するほうが視覚的に魅力的です。グリッド線を表示しておけば、三分割法の交差点が自然に把握できます。

コツ5:横向き(ランドスケープ)で撮影する

ホームページに使用する写真は横向きが基本です。縦向きの写真はPC画面では表示しにくく、トリミングが必要になるケースが多いです。ヒーロー画像(トップページの大きな画像)は特に横長が求められるため、16:9のアスペクト比を意識して撮影してください。

コツ6:複数の角度から撮影する

同じ被写体でも、角度を変えるだけで印象が大きく変わります。正面・斜め45度・上から・下から——最低でも4つの角度から撮影し、最も良い1枚を選んでください。「1つの被写体に対して10枚撮影して1枚を選ぶ」くらいの気持ちで撮影すると、良い写真が得られます。

コツ7:解像度を最大にして撮影する

スマートフォンのカメラ設定で解像度を最大に設定してください。後からトリミング(切り取り)する可能性があるため、元画像は高解像度で保存しておくのが鉄則です。ただし、ホームページにアップロードする際は画像を圧縮・リサイズ(横幅1200〜1600ピクセル程度)してください。高解像度のまま掲載すると表示速度が低下します。

ホームページ改善のご相談

株式会社仁頼は、自社で改善できる範囲のアドバイスから、プロによるSEO/GEO対策まで柔軟に対応。8年超の実務経験、20業種以上の支援実績。

まずは無料相談 →

無料PDF資料

HP活用度診断
&機会損失チェックリスト

50項目で5段階診断。機会損失を金額で可視化する計算シート付き。そのまま社内提案書にも。

無料ダウンロード →

無料・有料の写真素材サイト比較

すべての写真を自社撮影するのが理想ですが、イメージカット(オフィスの雰囲気、ビジネスシーン等)には素材サイトの写真を活用するのも有効です。ただし、素材写真の多用はサイト全体を「テンプレート感」のある印象にしてしまうため、使用は全体の30%以下に抑えてください。

サイト名 費用 特徴
写真AC 無料 日本人モデルの写真が豊富。商用利用可。無料会員はDL制限あり
Unsplash 無料 高品質な海外写真。ただし日本人モデルは少ない
PIXTA 1枚550円〜 日本最大級のストックフォト。日本のビジネスシーンに特化
Adobe Stock 月額3,828円〜 世界最大級の素材ライブラリ。AIが他サイトとの重複を少なくする

写真のSEO・GEO効果

写真は見た目の改善だけでなく、SEO・GEO対策にも直接的な効果があります。画像のalt属性(代替テキスト)にキーワードを含めることで、Google画像検索からの流入を獲得できます。たとえば「横浜市のオフィス外観」「○○工務店の施工事例 キッチンリフォーム」のように、地域名+サービス名を含むalt属性を設定してください。

また、画像にExifデータ(撮影場所のGPS情報)が含まれている場合、Googleはこの情報もローカル検索の評価に使用する可能性があります。自社の事務所・店舗で撮影した写真はGPS情報を残したままアップロードすることで、MEO対策の補助効果が期待できます。ただし個人の自宅で撮影した写真はプライバシー保護のためGPS情報を削除してください。

AI検索においても、オリジナル写真が豊富なサイトは「一次情報源」としてAIに評価されやすい傾向があります。GEO対策の観点からも、素材写真よりもオリジナル写真の比率を高めることが推奨されます。

WebP形式への変換方法

ホームページに写真をアップロードする際は、JPEG/PNGからWebP形式に変換することで、画質を維持したままファイルサイズを30〜50%削減できます。表示速度の改善に直結するため、すべての画像をWebP形式で掲載するのが2026年の標準です。

WordPressの場合、「EWWW Image Optimizer」プラグインをインストールするだけで、既存の全画像が自動的にWebPに変換されます。新しくアップロードする画像も自動的にWebP化されるため、個別の作業は不要です。表示速度の改善方法も参考にしてください。

よくある質問

スマートフォンの写真でプロっぽく見えますか

はい。2026年のスマートフォン(iPhone 15以降、Pixel 8以降等)のカメラ性能は、数年前の一眼レフに匹敵します。この記事の7つのコツを実践するだけで、十分にプロフェッショナルな写真が撮影できます。特にポートレートモード(背景ぼかし)を使うと一気にプロっぽい仕上がりになります。

写真の撮り直しはどのくらいの頻度で行うべきですか

最低でも年1回は主要な写真(代表者、スタッフ、外観)を更新してください。スタッフの入れ替わり、オフィスのレイアウト変更、外装の改修があった場合は速やかに更新します。古い写真が信頼を損なうリスクを考慮すると、定期的な更新は重要です。

他社のサイトの写真を使ってもいいですか

絶対に使わないでください。他社サイトの写真には著作権があり、無断使用は著作権侵害です。素材サイトからダウンロードした写真も、ライセンスの範囲を確認してください。商用利用不可の素材を企業サイトに使用するのはライセンス違反です。

写真の編集・加工は必要ですか

最低限の明るさ調整とトリミングは行ってください。スマートフォンの標準編集機能で「明るさ」「コントラスト」「彩度」を微調整するだけで、写真の印象は大幅に改善します。ただし過度な加工(肌の修正、背景の合成等)は不自然さが出るため避けてください。

プロのカメラマンに依頼すべきケースは

以下のケースではプロへの依頼を推奨します。トップページのメインビジュアル(ヒーロー画像)、代表者のプロフィール写真、商品の物撮り(EC用)、内装の広角写真です。1回の撮影で3〜5万円が相場であり、年1回の撮影であれば費用対効果は十分に高いです。

まとめ

ホームページの写真は第一印象を0.05秒で決める最重要要素です。自然光の活用、背景のシンプル化、三分割法の構図——この3つのコツだけでスマートフォンでもプロレベルの写真が撮影可能です。最低30枚の写真を用意し、素材写真の使用は全体の30%以下に抑え、すべての画像にalt属性を設定し、WebP形式でアップロードしてください。写真の品質向上は、信頼性・SEO・GEO・表示速度のすべてに好影響を与えます。

関連記事

HPアクセスを増やす

古いホームページが信用を下げている理由

表示速度が遅い原因と改善方法

スマホ対応していないサイトが失っている売上

会社概要ページの書き方

GEO対策とは?AI検索最適化の基本

ホームページ放置のリスク

ホームページの無料診断を実施中

株式会社仁頼は、放置サイトの現状診断からSEO/GEO対策まで一貫して支援しています。

「自分でやるか、プロに頼むか」の判断からお手伝いします。まずは無料診断から。

ホームページの無料診断を依頼する →

無料PDF資料

HP活用度診断
&機会損失チェックリスト

50項目で5段階診断。機会損失を金額で可視化する計算シート付き。そのまま社内提案書にも。

無料ダウンロード →

この記事を書いた人
齊藤一樹
齊藤一樹 代表取締役/Webマーケター

株式会社仁頼 代表取締役。横浜市在住。 2018年からデジタルマーケティング業界に携わり、Google広告・SEO・コンテンツマーケティングを中心に8年以上の実務経験を持つ。これまでに制作した記事は9,000本以上、70名を超える専門ライターとのチーム体制で、幅広い業界のWebマーケティングを支援してきた。 2022年9月に株式会社仁頼を設立。「受けた御恩を忘れず、信頼を得られるよう迅速かつ最適な対応をする」という信念のもと、SEO・広告運用・サイト制作などのマーケティング支援を行っている。 近年は、ChatGPTやPerplexityなどのAI検索でサイトが引用される「GEO(生成エンジン最適化)」の分野にいち早く注力。自社サービス「GEO Hack」を通じて、AI時代の新しい集客手法を企業に提供している。 「難しいことをわかりやすく、小さな会社にも大きな成果を」をモットーに、日々クライアントと伴走中。

← 採用ページの作り方|応募が増えるコンテンツ設計中小企業のWeb集客方法7選|予算別おすすめ施策 →

お気軽にお問い合わせください

デジタルマーケティングに関するお悩み、お気軽にお聞かせください。
仁義と信頼をもって、最適なご提案をいたします。

※ オンライン対応可。横浜・東京エリアは対面打ち合わせも可能です。

バナー